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バズった日の夜に見る画面|PVの山と売上は別物

SNSで拡散されてアクセスが跳ねた日、興奮のまま「もっとSNSに投資しよう」と決めていませんか? 見本ECの実データでは、X経由27セッションの売上は¥0——チャネル別のRPS(1訪問あたり売上)を見ると、量の山と金になる流入が別物だと分かります。

バズった日の夜に見る画面|PVの山と売上は別物

投稿が拡散されて、アクセスのグラフが跳ねた日。うれしくて何度もリロードして、「やっぱりSNSだ、明日からもっと投稿しよう」——その意思決定、山の高さだけで決めていませんか?

バズった日の夜こそ、見るべき画面があります。チャネル別のRPS(1訪問あたりの売上)です。

量の山と、金になる流入は別物#

見本ECサイトの直近30日のチャネル別実データから、対照的な行を抜き出します。

チャネルセッション売上RPS
Google検索278¥108,558¥390
Direct172¥100,437¥583
Gemini24¥33,188¥1,382
X27¥0¥0

Xからの27セッションは、売上 ¥0 でした。平均滞在も33秒——来たけれど、買い物客ではなかった。一方でGemini経由はたった24セッションで¥33,188、1訪問あたり¥1,382を運んでいます。同じ「1セッション」の価値が、入口によって桁で違います。

これがバズの夜に起こることの縮図です。PVの山は「量」の出来事で、売上は「質×量」の出来事。山の高さに投資判断を引っ張られると、質の高い入口(この例ならAI経由や検索)への投資が後回しになります。流入の質を3層で見る考え方はこちらの記事に詳しくまとめています。

バズの夜の3ステップ#

1. まず祝う。 拡散は普通に嬉しい出来事です。2. チャネル別のRPSを開く。 今日の山は、売上の行を動かしたか? bot除外後の実数で見ます(拡散時はクローラーも一緒に来ます)。3. 翌朝に判断する。 山が売上を運んでいたなら、その入口を厚くする価値があります。運んでいなければ、拡散は「認知の出来事」として記録し、投資判断は動かさない——それだけで、感情の高い夜の誤判断を避けられます。

RevenueScopeは、山の夜に「質」を見せる

チャネル別のセッション・売上・RPS・滞在・直帰が1画面で並び、botは除外済み。X経由が¥0だと知るのは寂しいことですが、知らずにSNSへ投資を寄せるより、はるかに安い授業料です。

線引きを1つ: SNSやAI経由は流入からの購入までに日をまたぐことがあり、既定のラストタッチ帰属では入口のチャネルに売上が付かない場合があります。帰属モデルは切り替えて見比べられます。

よくある質問#

Q. SNSは売上にならないという意味ですか?

いいえ。この見本の30日ではXが¥0だった、という事実だけです。サイトによってSNSが最強の入口のこともあります。大事なのは「自分のサイトの実測RPS」で判断することで、一般論ではありません。

Q. バズで増えたのがbotかどうか分かりますか?

チャネル行にbot除外数が併記されます。「跳ねたけれど大半がbotだった」もその画面で分かります。

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