初めての注文が入った日のことは、たぶんずっと覚えています。金額は小さくても、サイトが「読まれるもの」から「売るもの」に変わった日です。
RevenueScope では、その日を境にダッシュボードも変わります。
初売上の日から、カードが売上系に切り替わる#
売上が一度もないあいだ、KPIカードはセッションや滞在時間などのエンゲージメント6枚を表示しています(売上ゼロのサイトで何を見るかで見せた画面です)。最初の売上が記録されると、カードは売上KPIの6枚——収益・セッション数・RPS・AOV・CVR・ROAS——へ自動で切り替わります。操作は要りません。ツールがあなたのステージの変化に追従します。
切り替わった後の画面が、これです(見本ECサイト・サンプルデータ)。
KPIカード
直近30日(前期比)
収益
選択期間の合計売上
セッション数
30分無操作で終了
RPS
セッションあたり売上
AOV
平均注文単価
CVR
購入率
ROAS
広告費に対する売上倍率
主役はRPS——「量」と「金になる度合い」は別物#
この画面でまず癖にしたいのは、セッション数と収益ではなく、RPS(1訪問あたりの売上)を見ることです。上の見本ECの30日は、それが分かりやすく出ています。
収益は-22.7%、セッションも-27.4%。数字だけ見れば「悪い月」です。 でもRPSは +6.5% で、訪問1回が運ぶ売上はむしろ上がっています。減ったのは「買わない流入」で、サイトの稼ぐ効率は落ちていない。この読み方ができると、「アクセスが減った=すぐ集客テコ入れ」という反射で動かずに済みます。CVRも+0.4ptと、来た人が買う率は改善しています。
逆のパターン——アクセスは増えているのに売上が伸びない——も、同じRPSのレンズで切り分けられます。その機構はアクセス増なのに売上が伸びないに詳しく書いたので、ここでは繰り返しません。
上の見本ECは広告費が入っているのでROASが2.4×と出ていますが、あなたのサイトでは、ROASのカードだけは広告費をつなぐ(または手入力する)と動き始めます。広告を始める前は「—」のまま——それが正常で、次のステージ(全体地図はこちら)の入口です。
RevenueScopeは、初売上の日から見る画面を変える
売上ゼロの期間はエンゲージメントを、売上が立てば売上KPIを——どちらも設定なしの自動です。売上はbot除外済みの自社計測で、チャネル別・キーワード別のRPSまで同じ思想で追えます。
線引きも正直に。RevenueScope の売上は自前トラッキングの計測値で、GA4の売上と完全一致は保証しません(計測経路が別です)。また粗利・LTVは扱いません——出すのは売上までです。
見本ECサイトは登録なしでそのまま触れます。切り替わった後の画面がどう見えるか、先に確かめておいてください。
よくある質問#
Q. 初売上の前からRPSを気にする必要はありますか?
ありません。分子(売上)がない期間のRPSは0のままで、判断材料になりません。売上前は育ちの4つの数字を見る方が先です。
Q. 売上がGA4の数字と合いません。どちらが正しいですか?
どちらかが間違いとは限りません。計測経路が別(RevenueScope=自前タグ・bot除外/GA4=GA4の計測仕様)なので、ズレは起こります。傾向判断は同じツール内の前期比で行うのが安全です。
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