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【2026年版】ClaudeにMCPを繋ぐ手順|JSON不要

ClaudeにMCPサーバーを繋ぐのに、設定ファイルの編集は不要です。入力するのはサーバーURL1つだけです。この記事は、読み取り専用のMCPサーバーを実際に繋いで質問を投げ、返ってきた回答をそのまま掲載した手順書です。手順は5つ、つまずくのは2か所。上から順に写せば、自分のClaudeが同じ数字を読んで答えます。

【2026年版】ClaudeにMCPを繋ぐ手順|JSON不要

ClaudeにMCPを繋ぐと聞いて、設定ファイルの編集を思い浮かべたなら、その心配は不要です。claude.aiの画面からサーバーURLを1つ貼るだけで繋がります。この記事では実際に読み取り専用のサーバーを繋ぎ、投げた質問と返ってきた回答をそのまま掲載します。

この記事のまとめ#

  1. 設定ファイルは1行も書かない

    claude.aiのCustomize > Connectorsを開き、サーバーURLを貼って「Add」を押すだけです[1]

  2. 手順は5つ、入力する項目は1つ

    サーバーURL以外の欄はすべて任意で、OAuthの認証情報を自分で用意する必要はありません[1]

  3. 繋いだ直後の1問目から表が返る

    「チャネル別の売上を出して」と聞くと、21行の表がそのまま返ってきました

  4. つまずくのは追加のときの2か所

    追加ボタンが見つからない、URLの末尾が足りない

1.Claudeに繋ぐ5つの手順#

結論から言うと、入力するのはサーバーURL1つです。残りはボタンを押すだけで完了します。

先月まで売れていなかったチャネルが、今月から注文を集め始めていたとします。ところが、AIに共有したCSVは先月までの範囲でした。返ってきた答えは筋が通っていて、そのまま次の四半期の予算に使えます。ずれに気づくのは3か月後です。原因は、データをその都度手動で渡すやり方を何か月も変えなかったことです。

MCPは、AIアプリを外部のデータやツールに繋ぐためのオープン標準です[3]。繋いでしまえば、添付等で共有する作業そのものが無くなります。ここではRevenueScopeの読み取り専用サーバーを例に、実際の手順を紹介します。以下のメニュー名は公式ヘルプの英語表記です[1]。claude.aiの表示言語を日本語にしている場合は、同じ位置にある項目を探してください。

  1. claude.aiでCustomize > Connectorsを開く[1]
  2. 「+」を押し、Add custom connectorを選ぶ[1]
  3. サーバーURLの欄に https://mcp.revenuescope.jp/api/mcp を入力する
  4. Advanced settingsは開かなくて構わない。OAuth Client IDとSecretの指定は任意項目です[1]
  5. Addを押して確定する[1]。初回のツール呼び出しでサインインと同意へ進みます

追加した直後から、そのまま質問すればClaudeが呼び出します(2026年8月5日に確認)。使う会話と使わない会話を分けたいときは、チャット画面左下の「+」から「Connectors」を開き、コネクタごとのトグルで切り替えます[1]。

(イメージ。ClaudeにMCPサーバーを繋ぐときの内訳。入力する項目はサーバーURL1つ、書いたJSONは0行、追加の手順は5つ、繋いだ後に呼べるツールは10個)

ここまででJSONは1行も書いていません。設定ファイルを編集するのは、自分の端末で動かすローカルMCPサーバーの経路です。そちらは claude_desktop_config.json を使う別の仕組みだと、公式ヘルプがはっきり書き分けています[1]。

利用できるのはFree、Pro、Max、Team、Enterpriseの各プランで、無料プランはカスタムコネクタを1つまでという制限があります[1]。繋がると、Claudeが自分で呼び出せる読み取り専用のツールが10個並びます。4つのAIクライアントで見え方がどう違うかはMCPサーバーを4つのAIクライアントに繋いだ結果にまとめました。

2.投げた質問と返ってきた回答#

繋いだ直後に投げた質問は、これです。

見本ECサイトの直近30日を、チャネル別の売上とセッション数で、売上の多い順に出してください。

この質問でClaudeが呼んだのは get_breakdown でした。引数、つまり質問の絞り込み条件はdimension=channelとperiod=30dです。返ってきたのは21行の表でした。20行がチャネルで、残る1行はどのチャネルにも紐づかなかった売上を示す Unattributed でした。上位8行を抜き出します。

見本ECのチャネル別内訳(2026年7月6日〜8月5日)

チャネルセッション売上RPS
Gemini524,833円4,966円
Claude519,906円3,981円
Instagram8316,591円199円
LINE6810,613円156円
Google 広告3810,160円267円
TikTok279,293円344円
Google検索446,841円155円
note85,317円664円

※ 上の表は見本EC(架空の化粧品店LUMIÈRE beauty)のサンプルデータ(日々更新)です。同じ質問を今日投げると、チャネルの並びも金額も上記とは異なります。

RPSはセッションあたり売上、つまり売上をセッション数で割った値です。表は売上の多い順に並んでいますが、セッション数の列はその順番と揃っていません。セッションが最多のInstagramは83件でRPS 199円。最も上のGeminiはセッション5件でRPS 4,966円、約25倍です。

ただし、この2つはセッション数の桁が違います。同じ21行にはChatGPT・Perplexity・Copilotも入っていますが、この3つは売上が0円でした。AIアシスタント経由で売上が付いたチャネルは、この期間ではGeminiとClaudeの2つでした。

(見本ECのチャネル別セッションあたり売上を並べた横棒。売上上位8チャネルの抜粋で、チャネル名の括弧内はセッション数。セッション最多のInstagramは199円で下位にとどまり、セッション5件のGeminiが4,966円で最上位に来る逆転を示す)

もうひとつ、この回答には全体の合計も付いてきました。期間中の購入売上は143,733円で、そのうち26,602円はどのチャネルにも紐づいていません。全体の約18.5%です。この26,602円は21行目の Unattributed として、他の20チャネルと同じ表の中に返ってきました。

3.つまずく2か所とその回避#

「Add custom connector」が画面に見当たらない。1か所目はここです。

原因はプランではなく権限です。TeamとEnterpriseでは、組織にカスタムコネクタを追加できるのはOwnerだけと決まっています[1]。Ownerが追加した後、メンバーはCustomize > Connectorsの一覧からそのコネクタを選び、「Connect」を押して使い始めます[1]。個人のPro、Max、Freeなら自分で追加できます。

2か所目はURLです。https://mcp.revenuescope.jp だけを貼ると繋がりません。実際にドメイン直下を叩くと404が返ります(2026年8月5日に確認)。入れるのは末尾まで含めた https://mcp.revenuescope.jp/api/mcp です。ここで自分のサーバーを繋ぐ場合の落とし穴も1つあります。Claudeは、あなたの端末ではなくAnthropicのクラウドからサーバーへ接続します[1]。社内ネットワークやVPNの内側にあるサーバーは、自分の端末から見えていても届きません[1]。なお、追加した後にURLだけを直す手段はありません。一度削除して、入れ直すことになります[1]。

(繋がらないときの切り分けフロー。追加ボタンが画面にあるか、URLを末尾まで入れたか、サーバーが外部から届くかの3つを上から順にたどり、それぞれの分岐に対処を並べた図)

認証まわりでつまずくことは、ほとんどありません。MCPの仕様では、HTTPで通信するサーバーの認可はOAuth 2.1を土台にした手順に沿うと定められています[2]。クライアント側が自動で登録と認可を進める設計なので、読者がIDやシークレットを手で作る場面は出てきません。読み取り専用のサーバーがなぜ安全と言えるかはAIに自社データを渡して大丈夫かに書きました。

ところで、21行の表でセッションあたり売上が最も高かったチャネルを、読みながら言い当てられたでしょうか? セッション5件のGeminiです。訪問数の多い順に並べ替えてチャネルを開く癖がついていると、Geminiは画面の下部にあって視界に入りません。売上とセッションを1つの表で確認できたから、目に留まっただけです。

RevenueScopeの解決策

RevenueScopeが返すのは、検索キーワードごとのクリック数と、そのキーワードが生んだ推定売上です。クリックと金額を1つの表で確認できるので、どのキーワードが売上に効いているかを1回の質問で確かめられます。

2問目に投げた質問は、これです。

検索キーワード別に、クリック数と推定売上を出してください。上位15キーワードで。

呼ばれたのは get_keyword_performance で、引数はband=all、period=30d、limit=15。返ってきた15キーワードのうち、推定売上がついたのは12キーワードでした。

見本ECにRevenueScopeを聞くとこう返る(上位8キーワード)

検索キーワードクリック表示回数平均順位推定売上
lumiere beauty4291,0521.379,392円
セラムブラン 口コミ2241,7182.641,454円
美白美容液 おすすめ1659,7477.030,535円
スキンケア 順番12712,5289.023,503円
モイストリペアクリーム1031,0131.619,061円
ビタミンc 美容液 効果934,5837.717,211円
リップセラム 色付き582,5945.910,734円
スキンケア セット 通販351,8435.56,477円

※ 見本ECのサンプルデータ(日々更新)です。今日同じ質問を投げれば、キーワードも金額も入れ替わります。このサンプルはGoogle Search Console側とセッション側が別々に作られているため、推定売上とチャネル表の検索売上は桁が揃いません。

推定売上の出し方は、回答の中に書かれていました。検索経由のRPS(この期間は約185円)にクリック数を掛けた推定値です。先ほどのチャネル表のGoogle検索が155円なのに対してこちらが約185円なのは、Google・Bing・Yahoo!検索・DuckDuckGoの自然検索を合算した単価だからです。単価が全キーワードで同じなので、推定売上の順番はクリックの順番と一致します。この表で新しく分かるのは順番ではなく、構成比のほうです。

12キーワードの推定売上を合計すると237,436円。首位の「lumiere beauty」が79,392円で、約33%にあたります。ここに「セラムブラン 口コミ」と「モイストリペアクリーム」を足すと139,907円、約59%です。この3つはどれもブランド名か商品名でした。上位15キーワードの推定売上のうち6割近くが、店名か商品名をすでに知っている状態での検索だということになります。合計額だけを見れば強いサイトですが、指名を外した検索で取れているのは残りの4割にとどまります。

店名も商品名も入らないキーワードは、露出があるのに順位がひと桁の後半で止まっています。「美白美容液 おすすめ」は平均7.0位で表示回数9,747、「スキンケア 順番」は平均9.0位で表示回数12,528。同じ質問をband=striking(上位まであと一歩のキーワード帯)に切り替えて聞き直すと、この帯を上位へ押した場合の増分を、推定売上の機会が大きい順に返します。指名の外側を厚くする作業は、ここから始められます。

FAQ#

よくある質問#

Q. 設定ファイル(JSON)を書かずに繋げますか?

A. 繋げます。claude.aiのカスタムコネクタは、サーバーURLを入力して「Add」を押す手順だけで完了します[1]。設定ファイルを編集するのは、自分の端末で動かすローカルMCPサーバーの経路です。そちらは claude_desktop_config.json を使う別の仕組みだと公式ヘルプが明記しています[1]。

Q. 無料プランでも使えますか?

A. 使えます。カスタムコネクタはFree、Pro、Max、Team、Enterpriseで利用でき、無料プランはコネクタを1つまでという制限があります[1]。TeamとEnterpriseでは、組織へ追加できるのはOwnerだけです[1]。

Q. 社内ネットワークに置いたサーバーは繋がりますか?

A. 繋がりません。カスタムコネクタは、あなたの端末ではなくAnthropicのクラウドからサーバーへ接続します[1]。VPNやファイアウォールの内側にあるサーバーは、自分の端末から見えていても届きません[1]。外部から到達できるようにするか、Anthropicのアドレス範囲を許可する必要があります[1]。

Q. 繋いだAIにデータを書き換えられませんか?

A. 書き換えられません。RevenueScopeが公開している10個のツールはすべて読み取り専用で、データを書き込む機能がそもそもありません。ただしカスタムコネクタの仕組み自体は、Anthropicが検証していないサービスにも繋げるものだと公式に明記されています[1]。信頼できる提供元のサーバーだけを繋いでください[1]。

Q. 認証はどうなっていますか?

A. MCPの仕様では、HTTPで通信するサーバーの認可はOAuth 2.1を土台にした手順に沿うと定められています[2]。RevenueScopeのサーバーもこの方式で、初回のツール呼び出しのときにサインインと同意の画面へ進みます。

まとめ#

ClaudeにMCPサーバーを繋ぐのに、設定ファイルは不要です。カスタムコネクタはFree、Pro、Max、Team、Enterpriseで使え、無料プランはコネクタ1つまで[1]。手順は5つで、そのうち入力するのはサーバーURLの1行だけです[1]。設定ファイルを編集するのはローカルサーバーの経路で、公式ヘルプは両者を別の仕組みとして書き分けています[1]。

つまずくのは2か所でした。TeamとEnterpriseでは追加できるのがOwnerに限られること[1]、そしてURLを末尾まで入れる必要があること。どちらも設定の難しさではなく、置き場所の問題です。

繋いだ後に投げた質問は2つで、返ってきたのはチャネル21行と検索キーワード15件でした。期間は2026年7月6日から8月5日までの30日間です。推定売上がついた12キーワードの合計237,436円のうち、約59%が店名と商品名の3キーワードで占められていました。指名検索が強いことは弱点ではありませんが、その外側がどれだけ薄いかは、構成比を出すまで分かりません。

あとは繋ぐだけです。Customize > Connectorsを開き、https://mcp.revenuescope.jp/api/mcp を1行貼る。そこから先は、質問を投げるだけの作業になります。

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